こんにちは!校條友紀子です。
今回のテーマは大家さんと不動産会社との付き合い方についてお話します。
内容構成は
1不動産会社を味方につけるチェックポイント
2その理由について事例を交えながらご説明し、
3改善点でまとめて終わりにします。
入居が決まる最後のプッシュは不動産会社の担当者であることを忘れないでください。
「不動産会社なんて通さなくてもウチの物件はスゴイから直で入居者獲得できるもんね~だ!」
と高を括っているのも新築5年まででしょう。
最後の選定で、もし不動産会社の担当Mくんが
「この物件は入居者間のトラブルが結構多いんですよ」
などと言ってしまったら、絶対に入居してもらえないでしょう。
そうならないためには、不動産会社のスタッフに好かれる大家さんでいることが重要なポイントです。
項目はたくさんあるのですが、本日は2つお伝えしますね。
1.連絡が取りやすいオーナーであること
人とのお付き合いで連絡がとりやすい人は好かれますよね。
なぜ不動産会社がそこを重視するかというと、
「突然の案内(見学)」があるという事実なのです。
どこの世界でもお客さんはわがままです。
「今日暇だから今日部屋を見せてくれない?」
というお客さんって結構いるのです。
その場合、自主管理の大家さんであれば、
不動産会社は大家さんに空室確認をしなくてはなりませんよね。
そこで、レスポンスが悪い位置づけの大家さんであれば、不動産会社は連絡さえしないかもしれません。
だって、かけてもどうせ出ないから。と判断しちゃいます。
それに、数時間後に折り返しがあっても逆にややこしくなりますしね。
それより、
近傍類似物件をお勧めして成約しちゃってるかもしれませんよ。
2.見学したい入居希望者があらわれた場合、
不動産会社は大家さんに空室確認するとか、
カギを借りにいくかで大家さんは「今日見学者がいるんだな」と知りますよね。
大家さんとしては結果を知りたくてたまりませんよね。
だからといって不動産会社に連絡をして
「で、昨日の見学者はどうだったの?借りてくれるの?」
と聞くのはやめましょう。
連絡がないということは「決まらなかった」ということなんです。
そんなことをわざわざ聞くより、
「なぜ申し込みに至らなかったのか、なぜライバル物件に負けたのか」
を聞き出すことが重要です。
では改善点及び提案でまとめて終わりにします。
1.【連絡のとりやすいオーナーになる件】
仕事などで電話に出られない大家さんの場合、
身内など窓口になってくれる人を見つけましょう。
いくらでも方法はあります。
もしくは10分以内にトイレからでも折り返す努力をすることです。
2.【決まらなかった理由を聞き出す件】
不動産会社は本当の理由を教えてくれるかはわかりません。
それは、大家さんがこわいタイプなのか、優しいタイプなのかに分かれます。
ですから、こんな聞き方がいいでしょうね。
「どうして決まらなかったのか教えてもらえないかな。
条件変更とか設備の追加なんかも見直そうと思ってね。
だから参考までに聞きたいんだよね、どうかな~」
と謙虚に聞けば教えてくれるでしょう。そして素直にそれを受け止め検討しましょう。
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