こんにちは!校條友紀子です。
今回のテーマは大家さんと不動産会社との付き合い方について第2弾をお届けします。
内容構成は
1実は不動産仲介店に嫌われているかもしれないポイント
2その理由について事例を交えながらご説明します。
3改善点で締めくくります
今回のブログも大家さんが不動産会社を味方につける秘訣をお伝えします。
入居が決まる最後のプッシュは不動産会社の担当者であることを忘れないでください。
最後の選定で、もし不動産会社の担当Bくんが
「この物件はあまりおススメではないんですよ。実はこんなことがあって・・・」
などと言ってしまったら、入居してもらえないでしょう。
そうならないためには、不動産会社のスタッフに好かれる大家さんでいることが重要なポイントです。
以前のブログに引き続き今回は1つお伝えしますね。
1.クレーム対応をきちんとするオーナーであること
クレーム対応と不動産屋に好かれるオーナー・・・ってなんの結びつきがあるの?
って疑問に思いますよね。
大半の申し込みは、WEBサイトからやってきます。
そこで、彼らは掲載元の不動産会社へ問い合わせをして成約へ至るわけです。
つまり、ほとんどの場合は仲介店が窓口になるわけですね。
不動産会社が「仲介」だけしている場合と、「仲介と管理」の両方をしている場合があります。
それは、WEBサイトでは簡単にわかりえないことです。
ではその不動産会社が仲介だけしている場合、こんなことが考えられます。
成約後、お客様は入居者になりますよね。
仲介店としては、物件の引き渡しさえすれば、そこでお仕事は終了なんです。
入居後のクレーム対応は管理会社、もしくはオーナーがすべきなんですよね。
ところが、現状は、違います。
まず、入居者の大半はなじみのあった「仲介店」へクレームをぶつけてきます。
その気持ちはわかります。
入居者にとっては仲介のお世話をしてくれたBくんが話しやすいからです。よくあることです。
Bくんとしては、「それはオーナーに言うべきだろ!うちは仲介店だし」と思うでしょうが、
仲介店もリピーター客を獲得したい狙いもあるので、最初は取次ぎをしてくれるでしょう。
Bくんはオーナーに取次ぎをします。
「最近入居したSさんから水漏れのクレームがありましてね」
オーナー「あ、ありがと。対応しておくよ」
ところがオーナーはほったらかし!!
たまりかねた新入居者のSくんもだんだん怒りの口調になり
「おいこら!B野郎!水漏れどうなってるの?いい加減にしろよ」
と怒られるはめになるわけです。
オーナーが対応すべき問題を放置したことにより、仲介店が怒られる羽目になってしまいます。
仲介店としては「いい迷惑」なんです。
【仲介店の大家さんリスト】にはこう位置づけされます。
この大家さんはクレーム対応に動いてくれない
↓
うちは管理物件でもないのに入居後もトラブルに巻き込まれる
↓
なるべく部屋探ししている人にすすめるのはやめよう
って思うワケです。
では改善点及び提案でまとめて終わりにします。
そのクレームにどう対応するかは別として、
まずは「放置しない」ということが
大切です。
「だって忙しいから」というオーナーであれば業者に委託しましょう。
本日のブログは入居者に対しても、仲介店に対しても大きな印象を与えます。
退去予防、空室が埋まる と、いいこと尽くしです。
このシリーズは、また次回以降のブログでお伝えします。
お楽しみに!!
※さらに具体的な情報、ここには書けない体験談などをお届けします!