こんにちは!校條友紀子(めんじょうゆきこ)です。
私は15年前、訴えられました。
なんでかな?
不動産投資家が訴えられるって想像できるよね。
敷金を返せ!って訴えられたわけ!
よくある話だね。
なんで借主は「敷金返せ!」って訴える気持ちになったと思う?
借主から敷金20万円を預かる契約だったのね。
退去のとき、フローリングに深い傷がいくつもあって20万円を上回る原状回復費用が発生したのね。
215,000円!
だから敷金から差し引くと請求額は15,000円。
借主さんってさ、預けた敷金は少ししか戻ってこないってわかってるみたいね。
ところがさ、追い金となると「なに~~~~っ!!」と牙をむくわけ。
交渉してくれたら、私も譲歩したのに!いきなり少額訴訟してきた!
裁判ってさ、ドラマみたいに大きな法廷に立たされて尋問されるんか~と思ってたら全然違った!
小さい会議室でミーティングみたいに話し合いするだけ。
原告と被告が交互に呼ばれて、言い分を伝える。
裁判官って、意外にフレンドリーなのね。
私は被告だしさ、怒られると思ってたら
裁判官:「大家さんも色々な入居者さんがいて大変ですな。
大家負担の修繕費があるから利益を出すのに一苦労だよね」と。
おっ!裁判官!よくわかってるじゃん!
あんたも大家かい?と言いたいくらい(笑)
でね、判決は間をとって「敷金のうち10万円を返してあげなさい」
となった。
ふむ~間をとるんだ。
学んだことは、追い金をすると相手は奮い立つということ。
今回は「たった15,000円をなぜ妥協できなかったんかい!」
ってことだね。
15,000円だって大金といえば大金だね。
大切な部屋を壊されたのに、訴えられるなんて割が合わないってね。
でもね、このために失ったものってなんだと思う?
そう、時間と労力だね。
どれだけ嫌な気持ちで過ごしたか。
あなたは自分の時給を計算したことある?
あなたの年収わかるよね。
だいたい年に何日働いてるか?
そうすると15,000円なんて比べられないくらいの時間
この裁判に向けて悩んだわけ。
敷金はちょっとでもいいから返金する退去清算がウマくおさまるコツ
ってわかった。
自分の時給を知るきっかけとなった。
なにか迷ったとき、自分の時給をベースに割が合うかどうか。
限りあるあなたの時間
あなたの大切な活力を
ポジティブなコト・モノに使ってくださいね!