こんにちは!校條友紀子です。
今回のテーマもネットに掲載されている大家さんの物件についてお話します。
前回のブログでは自分の物件を客観的に知る方法について解説しましたが、
今回は、大家さんが自ら物件の掲載をチェックしてその後どのように行動すべきかを
解説します。
【内容構成】
1説明文のチェックポイント
2掲載画像のチェックポイント
3不動産会社への指摘の仕方
前回のブログの続き、大家さんの空室に対する反響率を上げる秘訣をお伝えします。
さて、ご自分の物件!たくさんの不動産屋さんが掲載してくれてましたか?
そうであれば、まず一安心です。
物件力もほどほどにあり、大家さんとして嫌われていないといえます。
ライバル物件と比べて、負けている設備やサービスも認識できたと思います。
簡単で安いものからすぐにでも取り入れてください。
もし、自分の物件が掲載されていなかった・・・というのであれば問題です。
大手のポータルサイトにに掲載してもらいましょう。
1.説明文ですね、キャッチフレーズや説明文、設備について漏れや間違いはありませんか?
例えば、最近TV付きインターホンを付けたのに、設備欄に書かれていないだとか、
家賃を下げたのに高いままの表示になっているとか、
必ずといっていいほど間違いを発見することでしょう。
不動産会社にとって大家さんの物件は「大勢の中の一つ」 にすぎませんから
手が回らないのは理解してあげましょう。
ですからこのようなチェックは大家さんがするべきなのです。
2.写真はいかがですか?ライバル物件と比べて勝てそうな写真が使われていますか?
完璧を求めるのは難しいとしても、
リノベーションしたのに古い写真が掲載してあるとか、
カーテンが半開きの写真、
大家さんの私物が入った写真↓
薄暗い雨の日の写真など細かくいうとキリがないのですが、
閲覧者が「住みたくないな」と思う写真は差し替えるべきなのです。
写真撮影者の気配りもチェックが必要です。事例を紹介しますね。
🔶玄関の画像によくこのように、不動産屋さんの靴が映っているものをみかけます。
これは不動産屋の気配り不足を感じますね。決して良い印象を与えません。
🔶お手洗いの画像ですが、このように便座が上がった状態での投稿写真。
これも閲覧者にとってはマイナスなイメージを与えます。
🔶ドレッサーやガラスに撮影者が映ってしまっている写真もNGです。
🔶シルエットも入るべきではないのです。
私は決して難しいことを言っているつもりはありません。
- 靴を片付ける
- 照明を全部つけて明るさを保つ
- 晴れた日に撮影する
- 自分が映らない角度から撮影する
この程度です。素人でもできることです。
説明文や写真についての指摘はこれくらいにして、
良い写真を沢山載せることです。写真は多ければ多いほど反響はありますし、
ポータルサイト側も良い物件と判断し上位に浮上する傾向があります。
3.不動産屋さんへのこういった指摘ですが、注意が必要です。
ポータルサイトに載せてくれていることを当たり前に思ってはいけません。
ポータルサイトへ支払う広告料は安くはないですし、撮影や入力する人件費もかかります。
まず大家さんとして発する最初の言葉は
「いつもお世話になっております。ポータルサイトに掲載してくれてありがとうございます。」
と感謝から始めましょう。
その後、「家賃がね、値下げしたのに反映されてないんだけど・・・」
「ドレッサーの写真に人が映ってますよね」
「トイレの便座を下げた状態で載せてほしいんですけど・・・・」
と丁重にお願いしましょう。
決して、「俺は私は大家だ!」と上から目線にならないでください。
彼らはビジネスパートナということを忘れないでください。
高い管理料を払ってるのに・・・といいたい気持ちもあるでしょうが、
ここは抑えて上品にお願いしましょう。
「いつまでに、だれが対応してくれるのか?」 を約束しておくとよいでしょう。
※さらに具体的な情報、ここには書けない体験談などをお届けします!