「賃貸物件の空室にお客さんを案内する」という連絡を仲介業者からもらう。
大家Bとしては、ワクワクそわそわ。期待と不安を胸に、その結果が待ち遠しいものです。
しかし!待てど暮らせど、仲介業者A君からの報告がない・・
なぜだ!?
大家Bはこらえきれず電話をかけた。
「どうだった?決まりそうか?」
仲介業者A君:「いやぁ、連絡しようと思っていたところです。
ちょっと考えたいとのことでした~また頑張ります!!」
大家B:「うちの物件は特別に早く決めてね」ガチャ。
A君から電話がかかってこない・・・ってことは、ダメだったということです。
A君に結果を聞くだけの電話ならやめることです。電話代が無駄です。
そのうえA君に嫌われます。
それよりも、聞くべきことは、
「ライバルに負けた理由はなんだったのか?」です。
なぜ、案内まで行き、決めてもらえなかったのか。
お客さんが空室を見学することはスゴイことなのです。
今や賃貸市場は完全に供給過多の時代です。
探す地域の中に、同レベル・同賃料の部屋が何十室とあるのです。
ですから「見学してもらえる」ことは、激戦を勝ち抜いた部屋ってことです。
それが、落選?
A君に理由を聞くときは、謙虚な態度で臨んでください。
「いつもありがとう」とまず感謝を。
「今回は案内に至るまで頑張ってくれて本当に感謝している」と。
そして本題へ「何が足りなかったのか教えてほしい。
条件や設備を変更するための参考にしたいんだ」と。
A君はおそらく教えてくれるでしょう。
その原因が、変えようがない物理的要因・・・
例えば「ライバル物件には駅からの距離で負けた」(ライバルは徒歩3分、こっちは徒歩7分)
そしたら、気にしないことです。仕方ないのです。
しかし、今回の原因は「設備」だったのです。
つづきはまた次回以降に書きます。
※さらに具体的な情報、ここには書けない体験談などをお届けします!
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